新型コロナウイルス感染症の影響から令和2年11月29日の開催を見送った「長崎平和マラソン」につきましては、当初開催予定日から1年程度延期し、令和3年度以降の開催を目指し準備を進めておりましたが、長崎平和マラソン実行委員会におきまして、今後の開催方針について審議した結果、これまでの開催に向けた取組みを『一旦休止』することに決定をいたしました。

 今回の決定に至った主な理由は、以下のとおりです。
1.現在の状況下で、新型コロナウイルス対策を行いつつ大会を開催する場合、参加ランナーの大幅な削減や関連イベント等の縮小を余儀なくされ、開催の目的である平和の発信や交流人口の拡大などの事業効果が大きく低下すること
2.新型コロナウイルス対策を実施し開催する場合であっても、感染症のリスクがなくなるわけではなく、ランナーをはじめ大会に関わる全ての皆様の安全・安心の確保が図れないこと
3.長崎市で初めて開催するフルマラソン大会で、通常開催時でもアクシデントの予測が難しい中、新型コロナウイルス対策を並行して実施し開催することは、極めてリスクが高いこと

 今後の取扱いとしては、長崎平和マラソンは被爆75周年の記念事業という位置づけであることから、次の節目の年である『被爆80周年となる令和7年度での開催』を新たな目標として引き続き検討を進めてまいります。
 大会を楽しみにお待ちいただいていた皆様には、大変残念な決定となりましたことを心よりお詫び申し上げますとともに、何卒ご理解くださいますようお願いいたします。
 まずは、この新型コロナウイルスが一刻も早く終息し日常の生活を取り戻せることを切に願うとともに、被爆80周年での大会開催が実現し、改めて皆様とともに被爆地である長崎の地から平和を発信する大会を作り上げられることができるよう努めてまいります。

令和3年1月28日
長崎平和マラソン実行委員会
会長(長崎市長) 田上 富久